生成/編集されたオブジェクトの修正
生成/編集されたオブジェクトの修正
ほとんどのモデリングツールにはオブジェクトの生成や編集を手引きする[ツールオプション]パレットにユーザーパラメータがあります。そのようなツールを実行すると、新規または編集済みのオブジェクトをオレンジ色のハイライトカラーで表示します。これは[ツールオプション]パレットのパラメータがそのオブジェクトに影響していることを示しています。パラメータの1つに新しい値を入力すると、ハイライト表示されたオブジェクトは新しいパラメータを使用して再生成されます。
たとえば、[回転体]ツールをアクティブにして、断面形状と回転軸をピックします。[ツールオプション]パレットの現在のパラメータを使用して操作が実行されます。これで、新規のオブジェクトがオレンジのハイライトカラーで表示されます。ここで[回転角度]パラメータに新しい値を入力すると、新しい角度を反映するためにオブジェクトはすぐに再構築されます。
さらに、ツールがパラメトリックオブジェクトを作成した場合、作成したオブジェクトのコントロールはすぐに表示されます(『画面コントロール』を参照してください)。画面コントロールを使用すると、オブジェクトのパラメータをグラフィカルに編集できます。ただし、このコントロールはツールが新しいオブジェクトを1つだけ作成したときにしか表示されません。たとえば、[ピック]ツールで2D形状をいくつかピックしてから[3D形状(柱)]ツールをアクティブにして10個の新しいオブジェクトを生成すると、オブジェクトはすべてハイライトカラーで表示されて数値的な編集は可能になりますが、コントロールは表示されません。
作成または編集されたばかりでオレンジ色のハイライトカラー表示になっているオブジェクトはdeleteキーを押して削除することもできます。
ツールを非アクティブにするか再実行すると、オブジェクトのコントロールは削除され、オブジェクトはハイライトカラーで表示されなくなります。また、[編集]メニューの[選択の解除]コマンドをクリックするか、option+tabキー(Macintosh)またはctrl+tabキー(Windows)を押すか、escキーを押すと、いつでもオレンジ色のハイライト表示を消すことができます。