ハードウェアに依存しないパフォーマンス
一般的なレンダリングソリューションと異なり、FELIXのレンダリングパフォーマンスはハードウェアの性能に左右されません。FELIXは「クラウドコンピューティング」アプリケーションです。つまり、レンダリングをお客様のマシンではなくデータセンターのマシンで行います。各タスクには40コア~160コアを割り当てて、これまでにないレンダリングスピードを実現します。FELIXならノートPCからでも大規模なプロジェクトの作業を行うことが可能です。インターネットに接続さえできれば、どこでも作業することができます。
※右のシーンをレンダリングするためには、100万円以上もするワークステーション(24コア)を使用しても3分かかります。FELIXなら、55秒で完了します。
安心のデータセキュリティ
タスクは自動的にFELIXからデータセンターへ送信されます。送信時に使用する転送技術は高度に最適化されており、遠隔地で作業していることを感じさせません。また、セキュリティ対策として、転送するデータはすべて256ビットで暗号化されます。データセンター自体はスウェーデンのストックホルムの中心部にある核シェルター内にあります。
Maxwell Render クオリティ
Maxwell Renderは物理学的に正確なモデルから導きだされた数学方程式をベースにしたレンダリングエンジンです。この方程式により光の動き(つまり、エミッター/マテリアル/カメラなどの全エレメント)を正確に表現します。Maxwell Renderはアンバイアスなレンダリングソフトです。シーン内の光の計算に裏技のようなものは一切使いません。このため、常に正確でリアリティのある画像ができ上がります。
Maxwell Renderはシーン内のエレメント間の光の相互作用をすべて結果に反映させます。ライティングはスペクトル情報やハイダイナミックレンジデータを使って計算します。このような処理からMaxwell Renderは正確でリアルな画像を作成することができるのです。Maxwell Renderは建築ビジュアライゼーション、工業デザイン、宝飾デザイン、映像プロダクション、科学研究、ハイエンドレンダリング業界ではスタンダードとして認識され、レンダリング品質においては業界トップを誇っています。
FELIX アニメーション
完全なノンデストラクティブワークフロー
共有可能なテクスチャ/マテリアル/環境ライブラリと3Dオブジェクトライブラリ
FELIXは2D/3Dデータのソーシャルネットワークのような役割も果たしています。テクスチャ、マテリアル、環境はすべてFELIXのデータベースに保存されているので、いつでも簡単にアクセスすることができます。一般的なソーシャルネットワークのように、自分のコンテンツの共有レベルを3種類から選ぶことができます:
- Public
- コンテンツはFELIXコミュニティ全体で利用することができます
- Protected
- コンテンツはコンテンツを所有するユーザーと同じ会社(団体)に所属するユーザーが利用できます
- Private
- コンテンツはコンテンツを所有するユーザーだけが利用できます
このためFELIXには無料で利用できるプロ向けのマテリアルやオブジェクトが多数あります。FELIXはコンテンツ、テクスチャ、マテリアル、環境、オブジェクトのそれぞれに対して検索エンジンを用意し、簡単に必要なアイテムを見つけだせるようにしています。