整列/分布

複数のオブジェクトがあるときにX、Y、Zのいずれかの方向に整列したり、分布させたりします。適用する操作は[ツールオプション - 整列/分布]パレットで選択します。

このツールを適用するにはオブジェクトを集合として選択する必要があります。つまり、shiftキーを押しながらオブジェクトを選択します。最低でもオブジェクトを2つ選択する必要があります。選択する順番は重要です。オブジェクトは選択した順番で分布されます。この操作は多数のオブジェクトを選択することが多いので、フレームピックや[編集]メニューの[全てを選択]を使うと便利です。この場合、オブジェクトの生成順が選択順として使われます。

ツールオプションはXYZの各方向に分かれています。各方向のドロップダウンメニューにはいろいろなオプションがあります。

1番上の行のボタンは何も操作しないことを表しています。3つの[整列]オプションは該当する方向の最小値、中央値、最大値に位置を揃えます。基準の方向がXの場合、Xの最小値はオブジェクトの左端、Xの中央値はオブジェクトのX方向における中央、Xの最大値はオブジェクトの右端になります。どれを選択してもオブジェクトを1列に並べます。この例は下にある左側の図を参照してください。

4つの[分布]のオプションは該当する方向の最小値、中央値、最大値、間に位置を揃えて、オブジェクトを分布するときの基準として使用します。XY平面で[最小値の分布]にすると、選択したエンティティの最小のX座標が等距離になるように分布させます。[間に分布]の場合、選択したエンティティの間隔が等しくなるように分布させます。この例は下にある右側の図を参照してください。

基準の位置のオプションは[分布の範囲]オプションで補足されています。[分布の範囲]オプションは各方向に対して2つのオプションがあります：[オブジェクト間]は最小と最大の位置にあるオブジェクトをそのまま配置しておきます。残りのオブジェクトは最小と最大の位置にあるオブジェクトの間で均等になるように、選択順で並べられます。[指定した距離]は最小の位置にあるオブジェクトを最初に配置し、残りのオブジェクトは指定された距離だけ離れるように配置されます。下図の例を参照してください。