階段
階段


直線階段をパス形状から生成します。パス形状は開いていても閉じていても構いません。階段はプリピックモードとポストピックモードのどちらかで生成します。
プリピックモードでは[階段]ツールをアクティブにしてパスをクリックすると、階段を生成します。階段はまだ編集モードで、グラフィカルまたは数値的な入力でパラメータを操作できます。階段の例については図を参照してください。ポストピックモードでは[ピック]ツールでパス形状をいくつか選択してから、[階段]ツールでプロジェクトウィンドウをクリックします。
階段のパラメータは[ツールオプション - 階段]パレットで設定します。パレットには[オプション] [段板/側桁] [手摺り] [制限]というタブがあります。
[種類]:4種類の階段と2種類の傾斜があります。これはパレット内の対応するアイコンをクリックして選択します。例を参照してください。
[レイアウト]:アイコンで選択する3種類のレイアウトがあります。1つめのレイアウトは階段のセグメントごとに連続しているステップを生成します。2つめのレイアウトは階段全体を通して連続するステップを生成します。3つめのレイアウトはパスラインが曲がるたびに踊り場を生成するので、どのステップも四角形状になります。例を参照してください。
[位置合わせ]:階段の両側はパスラインに平行なので、このメニューから選択して、中央に配置したり、左側や右側に揃えたりすることができます。
[幅]:階段の幅です。
[高さ]:階段全体の高さ([全体])か各階ごとの高さ([1階当たり])のどちらかになります。どちらであるかはメニューで設定します。
[階数]:階数です。
[桁の厚み]:ビーム階段(左から2番目のアイコン)を生成すると、この値がビームの高さを指定します。
[段の厚み]:ステップのみ、またはステップと蹴上げのみのタイプの階段(左から3番目と4番目のアイコン)を生成すると、この値はステップや(もしあれば)蹴上げのスラブの厚さを指定します。
[傾斜路の厚み]:ビームランプ(右端のアイコン)にのみ適用し、ビームの高さを指定します。
[段数]:対応するフィールドに値を入力するか、[ステップ数]に値を入力して、ステップの高さ([蹴上げ])と奥行き([踏み面])を指定します。これらのフィールドは相関性があるので、フィールドのいずれかに値を入力すると、他のフィールドはその入力に応じて調整されます。
[踊り場の延長]:3番目のレイアウト(踊り場付きで)で生成すると、踊り場の[前面]、[背面]、またはその両方を拡張します。拡張する長さは、それぞれのフィールドの値によって決まります。
[三角形分割]:オンにすると、階段の平らでないサーフェースを三角形分割します。
階段はステップにタイルを付けたり([段板])、両側にサイドビーム([側桁])を付けて生成できます。これは[段板/側桁]タブのオプションで制御できます。

[高さ]、[前面]、[側面]:タイルのサイズを指定します。
[幅]、[上側]、[下側]:サイドビームのサイズを指定します。
[踊り場は平らに]:踊り場付きのレイアウトで生成しているときの踊り場のサイドビームは、階段全体の傾きに平行な傾斜をつけるか、傾きのない踊り場に沿って部分的に水平にすることができます。
階段に手すりを付ける/付けないは[手摺り]タブで制御します。
手すりと支柱の形状(ライン、四角形、円形)を選択できます。ラインは階段の生成後に任意の断面形状でスイープできることを意味します。
[高さ]:手すりの高さを設定します。
[エッジからの距離]:階段のエッジに対する支柱の位置を指定します。
[踊り場は平らに]:サイドビームの[踊り場は平らに]と同じです。
[制限]タブはステップの踏み面や蹴上げが一定の制限を超えるときに警告するようにできます。