3Dプリントチェック
3Dプリントチェック
発生する可能性のある3Dプリントの問題を検出します。どんな問題であっても修正はしません。判断はユーザーに任せられています。
ツールはプロジェクト全体に適用されるので、オブジェクトのプリピックは意味がありません。ツールをアクティブにすると、[ツールオプション - 3Dプリントチェック]パレットが開くので、チェックしたい条件を設定します。次に、プロジェクトウィンドウをクリックします。プログラムは設定した条件を満たさないオブジェクトをハイライト表示します。
一部の条件ではワールドスケールとプリントスケールの両方を入力する必要があります。[ワールドスケール]はプロジェクトで使用するものです。[プリントスケール]は、オプションパレットの上部にあるスケール設定を適用してから派生したものです。これは3Dプリントするモデルの実際の物理サイズです。
パレットの上部には3Dプリントに使用するデバイスを選択するメニューがあります。デバイスによって必要要件が異なることがあります。次に[スケール]グループが続きます。スケーリングの方式には係数を入力する[スケール係数]、モデルのサイズの制限値を指定する[境界ボックス]、選択したプリンターに合わせてモデルをスケーリングする[プリンターに合わせる]の3種類があります。
モデルのチェック項目には[非ソリッド] [反転面] [2重サーフェス] [オブジェクトの大きさ] [オブジェクトの太さ] [ボリュームの大きさ]があります。[オブジェクトの太さ]にチェックを入れると、プログラムに基準平面に平行なクロスセクションを生成さえることもできます。これにより、オブジェクトの問題エリアが見やすくなります。[ボリュームの大きさ]チェックは原材料を節約するのに役立ちます。大きすぎるオブジェクトを検出すると、ソリッドの3Dプリントに使用する原材料を節約するために中を空洞にすることができます。
パレットの一番下にある[全て] [なし]のボタンは全チェック項目をそれぞれオン/オフするボタンです。[実行]ボタンはツールを実行するためのプロジェクトウィンドウのクリックと同じ動きをします。