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formZ 10 発売のご案内


Appleシリコンチップに対応した待望のformZ 10がいよいよ発売開始となります。
formZ 10の新機能についてはこちらをご覧ください。

30日間使用できるformZ 10体験版をご用意いたしました。ご希望の方は、こちらからお申し込みください。

V-Ray6 for formZ 発売のご案内


Appleシリコンチップに対応した待望のV-Ray6 for formZがいよいよ発売開始となります。
V-Ray6 for formZの新機能についてはこちらをご覧ください。

ファイナルギャザリングの使用目的

ファイナルギャザリングの使用目的

ファイナルギャザリングは間接光の分布を改善することで、レンダリングをさらにリアルにすることができます。アンビエントオクルージョンが手始めに光を改良し、ファイナルギャザリングがさらに改良を加えます。2つの方法は補完的に情報を計算しているので、最終レンダリングではファイナルギャザリングと一緒にアンビエントオクルージョンも使用してください。ファイナルギャザリングは、適量の光はあるが完全に光で埋め尽くされていない、というシーンで最も効果を発揮します。たとえば、標準的な照明設備があったり、開口部から太陽光が入ってくる室内空間のレンダリングはファイナルギャザリングからかなり恩恵を受けます。日光によく照らされた屋外のレンダリングでファイナルギャザリングを使用すると、効果があるかもしませんが、光の変化はほとんどないでしょう。図1.6.1は直接光源といくつかの一定の環境光だけの室内空間です。図1.6.2は同じ空間にファイナルギャザリングを追加したものです。アンビエントオクルージョンはファイナルギャザリングだけを追加した改良を明らかにするため、どちらのレンダリグでも使用していません。

図1.6.1:直接光源のみでレンダリングした室内空間
図1.6.2:ファイナルギャザリングを追加したシーン