ワイヤーフレームオブジェクトのレンダリング
ワイヤーフレームオブジェクトのレンダリング
ワイヤーフレームをシェーディングレンダリングと混合する場合、これら2つのオプションを使用して全体のワイヤーフレームの線幅を制御できます。
[スケール係数]:このオプションを選択すると、ワイヤーフレームとしてレンダリングされるオブジェクトの線幅がこのテキストフィールドに指定した率だけスケーリングされます。これが便利なのは、たとえば、最終的なレンダリングで[画像オプション]ダイアログボックスを使って画像の解像度を72dpiから300dpiに増加させた場合です。この場合、線幅を300/72(=4.16)にスケーリングすると、線幅が画像に相対的に保持されます。
[nピクセルに設定]:このオプションを選択すると、ワイヤーフレームとしてレンダリングされるすべてのオブジェクトがこのテキストフィールドに入力した線幅で表示されます。すなわち、このオプションは[レンダリング属性]ツールで個々のオブジェクトに割り当てられた線幅属性を上書きします。
2つのオプションを図1.7.2に示します。
a

b

図1.7.2:2つの[ワイヤーフレームの線幅]オプションを使用した小型飛行船のレンダリング(2パターン)
(a)[スケール係数]オプションで線幅に1を設定 (b)[nピクセルに設定]オプションで線幅に3ピクセルを設定
(a)[スケール係数]オプションで線幅に1を設定 (b)[nピクセルに設定]オプションで線幅に3ピクセルを設定