正確な光の強度の指定

平行光以外のすべての種類の光源の光の強さはルーメンまたはワットで指定することができます。正確な光源を生成するには強さをルーメンで指定するのが適していますが、多くの場合、電球のルーメン等級は不明であり、代わりに入力パワーがワット数で示されています。ワットは入力パワーを表し、光の出力は電気エネルギーが可視光エネルギーに変換される際の効率によっても変化するため、ワット数をルーメンに直接変換することはできません。図5.8.1はさまざまな種類の電球でのワットとルーメンの対応表です。

蛍光管では色のスペクトルが異なるため、入力パワーが同一の蛍光管でもルーメン等級は同一にはなりません。標準的なランプの種類での代表的な色温度を図5.8.2の表に示します。