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formZ 10 発売のご案内


Appleシリコンチップに対応した待望のformZ 10がいよいよ発売開始となります。
formZ 10の新機能についてはこちらをご覧ください。

30日間使用できるformZ 10体験版をご用意いたしました。ご希望の方は、こちらからお申し込みください。

V-Ray6 for formZ 発売のご案内


Appleシリコンチップに対応した待望のV-Ray6 for formZがいよいよ発売開始となります。
V-Ray6 for formZの新機能についてはこちらをご覧ください。

編集メニュー

編集メニュー

[編集]メニュー
[オブジェクトの複製のオフセット]ダイアログ

このメニューは標準的なコマンドを中心とする7つのグループで構成されています。

1つめのグループには取り消しと再実行のコマンドがあります。このコマンドは[プリファレンス]ダイアログの[プロジェクト:取り消し]セクションの設定に影響されます。取り消し/再実行はデフォルトでは制限されません。また、プロジェクトとともに保存されるかどうかはわかりません。デフォルトでは、取り消し/再実行は保存しません。デフォルトでは、プロジェクトが保存されるたびに取り消しもリセットされますが、これは選択できます。

2つめのグループには標準的な[カット] [コピー] [ペースト] [複製*]のコマンドがあります。optionキーを押しながら[複製*]を選択すると、[オブジェクトの複製のオフセット]ダイアログが開きます。ダイアログで[X] [Y] [Z]のオフセット値を入力します。[オブジェクトの複製のオフセット]ダイアログはこのグループの[複製のオフセット...]で開くこともできます。

3つめのグループには選択/選択解除のコマンドと広範囲な削除(クリア)のコマンドがあります。form•Zオブジェクトはアクティブやゴーストの状態になることがあります。各状態には、それぞれ別のコマンドが対応します。

4つめのグループには、操作を適用した後のオブジェクトの状態を制御するコマンドがあります。操作対象のオブジェクトを[ゴースト] [削除] [保持]するようにプログラムに指示できます。このグループには[全てのオペランドに適用]もあります。これは操作でオブジェクトパーツを使っているときに適用します。たとえば、新しい立ち上げをオブジェクトの面から生成します。デフォルトでは、この面を持つオブジェクトはオプションから除外されるので、オブジェクトはそのまま残ります(ゴースト化も削除もしません)。しかし、[全てのオペランドに適用]をオンにすると、[ゴースト] [削除] [保持]のオプションはオブジェクトにも適用されます。

次のコマンドは[ゴーストツールオペランドをクリア]です。form•Zでオブジェクトをゴースト化する方法は2つあります。1つめはオブジェクトに操作を適用した結果としてゴースト化する方法です。2つめは[ゴースト]ツールでオブジェクトをゴースト化する方法です。このコマンドは操作の結果でゴースト化したオブジェクトだけをクリア(削除)します。

[アクティブレイヤ上に派生][現在のマテリアルを使用して派生][編集]メニューの新しいオプションです。このオプションは(例えば、[押し出し(柱)]ツールや[回転体]ツールによって)別オブジェクトから派生したオブジェクトに適用するレイヤやマテリアルを制御します。このオプションを有効にすると、選択中のマテリアルやレイヤを使用します(旧バージョンのform•Zのデフォルトの動作です)。無効にすると、ソースオブジェクトのレイヤやマテリアルを使用します。

5つめのグループには選択方式に関するコマンドがあります。[クリックアンドドラッグ]を選択すると、[移動]ツールを使わずにクリック&ドラッグだけで移動できるようになります。

[面/アウトライン選択(2クリック)]を選択すると、面とアウトラインは2クリックで選択されます。[選択プレビュー]にチェックを付けると、マウスカーソルが乗っているエンティティがハイライト表示になります。これはクリックするとハイライト表示のエンティティが選択されることを示しています。

6つめのグループには[グループのロック解除][コンポーネントのロック解除]があります。オンにすると、グループやコンポーネントのメンバー(オブジェクト)とそのパーツ(面、セグメント、点など)を[ピック]ツールやポストピックする他のツールで選択できます。グループの場合、グループを操作対象とするツールはグループとしてポストピックできます。これらのコマンドをオフにすると(デフォルト)、グループ/コンポーネントはグループ/コンポーネントとしてしか選択できません。

[コンポーネントマネージャー]パレット(一部)
コンポーネント変更の警告ダイアログ

コンポーネントを変更するときは[コンポーネントを更新します] [新しいコンポーネントを適用します] [確認]のうちの1つを適用します。このオプションは[コンポーネントマネージャー]パレットで選択します。[確認]をオンにすると、コンポーネントを変更するたびに "コンポーネントを変更します" プロンプトを出力し、上記オプションを表示します。

7つめのグループにはグループ化やコンポーネントに関連したコマンドがあります。[グループ][グループの解除]の機能はプリピックで選択すれば[グループ]ツールや[グループの解除]ツールと同じです。

オブジェクトをグループ化すると、そのオブジェクトはグループ単位で処理されるので、個々のオブジェクトに対して操作することができなくなります。[グループ/コンポーネントの編集]コマンドでグループのオブジェクトや構成を編集できます。選択すると、モデル内のグループに属していないオブジェクトを一時的にゴースト化します。[オブジェクト]パレットにはグループに属しているオブジェクトだけが表示されます。グループの境界ボックスは破線で表示されます。このとき、グループのオブジェクトに選択、修正、削除が行えます。また、新たに描画したオブジェクトはグループに追加されます。[グループ編集の完了]コマンドを選択すると、グループ編集を終了します。ゴースト化されていたモデルのオブジェクトは表示されるようになり(ゴーストの解除)、[オブジェクト]パレットにもモデルの全オブジェクトが表示されます。グループ化は階層構造になります。2つのグループをグループ化すると、グループをネスト形式にして(グループ内にグループを入れて)階層を残します。グループ編集はネスト化されたグループにも機能します。つまり、グループを編集しているときに、ネスト化されたグループに対して再度[グループ/コンポーネントの編集]を選択すると、そのグループのコンテンツを編集できます。ネスト化されたグループを編集しているときも[グループ編集の完了]を選択して各階層レベルの編集をそれぞれ終了させる必要があります。

編集したグループがコンポーネントグループの場合、編集が完了するとコンポーネントの全インスタンスが更新されます。参照用に表示されるインスタンスは破線の境界ボックスに囲まれています。さらに、コンテンツ定義の原点と座標系を表す画面コントロールが表示されます。

グループ編集中にプロジェクトを保存したり、閉じたりすることはできません。グループ編集中に[取り消し]コマンドでグループ編集の開始前の操作を取り消すことはできません。グループ編集を終了してから、取り消しを1回行うと、グループ編集中に行った編集をすべて取り消します。

[個別コンポーネントの作成]は7つめのグループの最後の項目です。プロジェクトに配置した全インスタンスを変更することなく、配置したコンテンツを編集したいときがあります。[個別コンポーネントの作成]は選択したインスタンスのプロジェクトで新しいコンポーネント定義を作成し、選択したコンポーネントを独立させます。コンポーネントの定義を複製し、複製したコンポーネント定義を使って選択したインスタンスを調整します。

8つめのグループには[オブジェクトの切り離し][オブジェクトの表示]があります。

複雑なモデルを操作していると、モデルの詳細部分を操作するため、オブジェクトを小さなグループに切り分けたいときがあります。[オブジェクトの切り離し]は選択したオブジェクトを切り分け、シーン内の選択されていないオブジェクトを一時的にゴースト化します。[オブジェクトの切り離し]を繰り返し適用すると表示するオブジェクトの数を減らしていくことができます。[オブジェクトの表示]は[オブジェクトの切り離し]でゴースト化されていたオブジェクトのゴースト化を解除します。

オブジェクトを切り離しているときにプロジェクトを保存したり、閉じたりすることはできません。また、[オブジェクトの切り離し]を何度も使用して表示オブジェクトの数を減らしていても、[オブジェクトの表示]は1回使用するだけで全オブジェクトを表示します。

9つめのグループには[ショートカットキー...]コマンドと[プリファレンス...]コマンドがあります。どちらも別のセクションで説明します。