インフォメーション

formZ 10 発売のご案内


Appleシリコンチップに対応した待望のformZ 10がいよいよ発売開始となります。
formZ 10の新機能についてはこちらをご覧ください。

30日間使用できるformZ 10体験版をご用意いたしました。ご希望の方は、こちらからお申し込みください。

V-Ray6 for formZ 発売のご案内


Appleシリコンチップに対応した待望のV-Ray6 for formZがいよいよ発売開始となります。
V-Ray6 for formZの新機能についてはこちらをご覧ください。

エクステンションメニュー

エクステンションメニュー

エクステンションメニューは、プラグインおよびスクリプトの読み込みと状態の制御を行います。

form•Zがインストールされた直後の状態はインストール時の設定内容により決まります。必要に応じて追加のプラグインやスクリプトをインストールできます。

プラグインform•Zのプラグインファイル(.fzp)に保存されているform•Zの拡張機能です。form•Zプラグインファイルはバイナリの実行可能なライブラリであり、特定のタスクを実行します。form•Zアプリケーションと同じように、form•ZプラグインファイルはそれぞれのオペレーティングシステムとCPUのためにコンパイルされており、オペレーティングシステム間の互換性はありません。このようにプラグインは各オペレーティングシステム用に最適化されているため、スクリプトと比較して高速に動作します。また、プラグインはform•Zとより密接につながっており、スクリプトでは実現できない機能を作成することが可能です。form•Zプラグインファイルは複数の機能を持つことができます。また、複数のリソース定義ファイル(.fzr)を利用することができます。リソース定義ファイルはプラグインと同じディレクトリに保存する必要があります。

現在、次のようなプラグインがサポートされています。

ファイルトランスレータ:
モデルデータの入出力を行うプラグインです。
画像ファイルトランスレータ:
画像データの入出力を行うプラグインです。
ツール:
新規操作をform•Zに追加します。選択するだけで実行できるという新規ツールアイコンもこの一つです。
ユーティリティ:
特定の機能を提供するプラグインです。
デジタイザ:
ハードウェアデジタイザとのインターフェースです。

スクリプトform•Zスクリプト言語(FSL)で作成されたform•Zスクリプトファイル(.fsl)またはform•Zスクリプトバイナリファイル(.fsb)のことで、form•Zの機能を拡張する特殊なファイルです。form•Zスクリプトファイルはform•Zスクリプト言語で記述されたテキスト形式のファイル(.fsl)です。form•Zスクリプトバイナリファイルはテキストファイルから生成されたスクリプトのバイナリバージョンであり、スクリプトをより効果的に処理することができます。スクリプトファイルはプラットフォーム特定ではありませんが、複数のプラットフォーム間で交換することはできません。また、スクリプトはコンパイルされておらず、実行時に翻訳されるため、プラグインより実行速度は落ちます。プラグインと同じようにスクリプトにもいろいろな種類があります。

[エクステンション]メニュー

[エクステンション]メニュー(右図)の最初のグループには1つの項目があります。下のグループにはエクステンションが作成した追加項目や階層メニューが入ります。項目を選択すると、対応するエクステンションの定義された操作を実行します。

エクステンションマネージャ...

[エクステンション]ダイアログを開きます。詳細については後述します。ダイアログの上部にはプラグインとスクリプトの一覧が表示されます。ダイアログの下部にはいくつかのボタンとメニューが配置されています。

[エクステンション]ダイアログ

[エクステンション]ダイアログはプラグインやスクリプトの情報を表示します。それぞれの行は一つ一つのプラグインやスクリプトの情報を表します。リストに含まれている6項目について以下で説明します。

  • [オン]:プラグインやスクリプトが使用可能かどうかを表します。オンにした場合、form•Zが次に起動するときにプラグイン/スクリプトが読み込まれます。オフにした場合、プラグイン/スクリプトは読み込まれません。オンの場合にはこの欄にチェックマークが表示されます(オフの場合には何も表示されません)。この列のタイトル(オン)の右側にはメニューがあります。メニューから[全てオン]もしくは[全てオフ]という項目を選択すると全てのエクステンションをオンもしくはオフに切り替えます。これらの設定の変更はform•Zが次に起動されるまで影響を与えません。設定を変更した後に[エクステンション]ダイアログの[OK]ボタンをクリックすると、form•Zを再起動するかどうか確認するメッセージが表示されます。
  • [名前]:エクステンションの名前です。エクステンションのファイル名ではなく、開発者が付けたエクステンション自身の名前である点に注意してください。
  • [種類]:エクステンションの機能分類です。
  • [種類2]:エクステンションがプラグインかスクリプトのどちらであるのかを表します。
  • [バージョン]:プラグインのバージョンです。
  • [ベンダー]:エクステンションの開発者の名前です。エクステンションの購入、バージョンアップ、サポートについてはベンダーまでお問い合わせください。
[プラグインの詳細]ダイアログ

オンフィールド以外の列上をクリックすると、[プラグインの詳細]もしくは[スクリプトの詳細]ダイアログが表示されます。これらのダイアログはエクステンションの詳細な情報を表示します。

[プラグインの詳細]ダイアログ(上記参照)には、以下の情報が表示されます。

[名前]:プラグインの名前です(プラグインファイルの名前ではありません)。

[ID]:プラグイン開発者によって定義された数値によるIDです。

[バージョン]:プラグイン開発者によって定義されたプラグインのバージョンです。

[ファイル名]:プラグインファイル(.fzp)の名前です。

[パス]:プラグインファイルがインストールされているフォルダ(ディレクトリ)のフルパスを表します。

[種類]:プラグインの機能分類を表します。

[タイプID]:プラグインの種類を定義する数値IDです。

[タイプバージョン]:プラグインタイプのバージョンです。

[APIバージョン]:プラグインが作成されたときのAPIのバージョンです。

[ベンダー]:開発者(もしくは販売元)の名前です。

[ベンダーURL]:開発者(もしくは販売元)のホームページのアドレスです。

[状態]:プラグインが読み込まれているかどうかを表します。

[機能]:プラグイン開発者が定義した追加情報が表示されます。追加情報に関する記述がプラグイン内に存在しない場合、この項目は表示されません。

[スクリプトの詳細]ダイアログには、以下の情報が表示されます。

[名前]:スクリプトの名前です(スクリプトファイルの名前ではありません)。

[ID]:スクリプト開発者によって定義された数値によるIDです。

[バージョン]:スクリプト開発者によって定義されたスクリプトのバージョンです。

[実行ファイル名]:スクリプト実行ファイル(.fsb)の名前です。

[実行パス]:スクリプト実行ファイルのフルパスです。

[種類]:スクリプトの機能分類を表します。

[状態]:スクリプトが読み込まれているかどうかを表します。

列のタイトルをクリックすると、クリックした列がアルファベット順にソートされます。optionキー(Macintosh版)かctrl+shiftキー(Windows版)を押しながら列のタイトルをクリックすると、降順にソートされます。

[検索パス...]:このボタンをクリックすると、[ファイル検索パス]ダイアログ(下図)が表示されます。このダイアログボックスでは、プラグインやスクリプトを検索するパスを追加/ 削除することができます。このダイアログはプリファレンスダイアログと同じ機能を提供します。インストール直後は「Plugins」と「Scripts」の2つのパスが登録されています。これらはform•Zフォルダからの相対パスで定義されています。

[ファイル検索パス]ダイアログ